Career Developmentキャリア形成

あなたらしい
選択で
「より良い」
働き方へ

結婚や出産といったライフイベントは、
女性のキャリアを考える上で
重要な要素の一つですが、
キャリアを中断したり、諦めたりする
必要はありません。

また、イベントを選択しないことも
尊重されるべき多様な生き方
です。
このページでは、多様なライフプランを持つ
女性が、それぞれの希望を叶えながら
働き続けるための準備と、
どのような選択をしても直面しうる
課題への対応
について、
栃木県のデータも参考に紹介します。

Life Plan & Career

全ての働く女性が
考えておきたいこと

長期的なキャリアビジョンの
明確化
結婚や出産の有無にかかわらず、「5年後、10年後にどう働いていたいか」「どんなスキルを身につけたいか」を具体的にイメージしておくことが、主体的なキャリア形成の基盤となります。
多様な働き方の情報収集と
選択
柔軟な働き方(テレワーク、時短勤務、副業など)や、自身のライフスタイルに合った支援制度が充実している企業を見極める視点を持ちましょう。

結婚・出産を選択する場合に
考えておきたいこと

パートナーとの情報共有と
役割分担

「男女の固定的な役割分担意識」が、女性の活躍推進を阻む要因の一つとして挙げられています。結婚や出産を選択する場合、家事・育児の分担について事前に具体的に話し合い、協力体制を築くことがキャリア継続の鍵となります。

内閣府の行った調査では「家事・育児は分担・共同でやった方がいい」と考える人の割合約8割に達しています。
この意識を家庭内で具体的に行動に移すためにも、話し合いの場を持つことが重要です。

※「令和4年度 新しいライフスタイル、新しい働き方を踏まえた男女共同参画推進に関する調査」内閣府

職場の制度の確認
自身の会社の育児休業制度や、出産後の働き方(短時間勤務など)について、早期に上司や人事担当者に確認しましょう。

Challenge

結婚や出産を選択するかどうかにかかわらず、女性の働き方は、さまざまな課題に直面します。
栃木県における課題の現状を知り、主体的に備えましょう。

課題A

出産を機とした離職・非正規雇用転向

女性の正規雇用比率は、25~29歳をピークに年代が上がるとともに低下する「L字カーブ」が全国的にみられ、仕事と育児などの両立の難しさがうかがえます。また、世帯の生涯可処分所得は、出産後の女性の働き方によって大きく変わることが内閣府で試算されています。
また、女性の育児休業取得率は84.1%と高い一方で、男性の取得率は30.1%にとどまっています。このデータは、家庭内での家事・育児の負担が依然として女性に偏り、結果として女性のキャリア継続を難しくしている可能性があることを示しています。

※出典:男女共同参画白書 令和7年版(内閣府)
※出典:共育プロジェクト「男性の家事・育児、育児休業に関するビジュアルデータ」(厚生労働省)

出典:厚生労働省「女性の職業生活における活躍推進プロジェクトチーム(第4回)内閣府政策統括官(経済財政分析担当)提出資料」

対策ポイント
あなたにできること
  • 復帰後の働き方を具体的にイメージする

    育児休業の取得前から、復帰後の短時間勤務、テレワークなど、利用できる制度と希望する働き方を具体的にシミュレーションし、職場と共有する準備を進めましょう。

  • パートナーとの家事・育児分担の「見える化」

    栃木県では「夫も妻もともに家事・育児・介護などを担うのがよい」と考える県民は多いものの、実態が伴わないケースがあります。家事・育児の分担を数値や時間で具体的に話し合い、記録するなどして「見える化」し、協力体制を構築しましょう。
    家庭内の家事分担などについては「とも家事特設サイト」 をご覧ください。

課題B

キャリアアップの停滞と
自己研鑽の時間不足

キャリアアップの停滞、いわゆるガラスの天井は、結婚・出産を控えていない女性にも、「いずれイベントがあるだろう」という周囲の予想から、重要な役職や昇進の機会を得られない形で影響を及ぼすことがあります。栃木県は、管理職に占める女性の割合の平均は11.2%、女性管理職のいない企業が46.9%という調査結果も出ています。内閣府が第5次男女共同参画基本計画にて掲げた目標では、女性管理職の割合を、課長相当職は18%、部長相当職は12%と定めているものの、その目標を下回る状況となっています。
また、育児や介護などで離職した女性が再就職を希望する際にも、「自分の希望に合う仕事がない」、「仕事と家庭生活の両立ができるか不安」といった再就職の壁に直面します。さらに、日々の生活の中で、スキルアップのための自己研鑽の時間を確保するのが困難であるという声も多く聞かれます。

出典:帝国データバンク「栃木県・女性登用に対する企業の意識調査(2025年)」

出典:内閣府「第5次男女共同参画基本計画」

対策ポイント
あなたにできること
  • 意欲を明確に伝える

    昇進・昇格の希望や、挑戦したいプロジェクトがある場合は、曖昧にせず、上司や会社に明確な言葉で伝えましょう。機会を待つのではなく、自ら声を上げることが重要です。

  • スキルアップのための時間を確保

    時短家電や外部サービス等を活用した「とも家事」 の実践により、家庭での家事時間を削減し、自身のスキルアップや、心身のリラックスのための時間を創出します。

  • 「隙間時間」を活用したスキルアップを実践する

    スキルアップのための時間を「創出する」のが難しい場合は、通勤時間や昼休みなどの「隙間時間」を意識的に学習に充てるなど、日常の中で知識をアップデートする工夫を取り入れましょう。